作者 シェル・シルヴァスタイン 作) 村上 春樹 訳)
出版社 あすなろ書房
絵本のツボと魅力)
この本を読んだ時、すぐにことばにならない「う〜ん」と考え込むような感情を覚える。
『おおきな木』は無償の愛、母親が、子どもに向ける愛情と一緒だと感じる。おおきな木が、少年に対して、無償の愛を与えている。
ろうそくは自らすり減らして、他を照らすのと同じように木も自身の身(からだ)で少年に尽くしている。少年は自分勝手だし、木はそこまで尽くさなくても良いでしょう。かなしすぎると思った。
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