絵本タイトル:ながいながいへびのはなし
作者:風木 一人(文) 高畠 純(絵)
出版社:小峰書店
絵本のツボと特徴・魅力
長いヘビの頭と尻尾が、お互いに相手のことが心配になって会いに行き、
お互いに元気なのを喜ぶという、実にシンプルな話だ。
頭と尻尾が、まずお互いに相手を思い出し、次第に会いたくなり行動にうつす。
その時々の言葉が、すでにお互いに通じ合い、響き合っている。
気持ちが少しずつ盛り上がっていく。
そして出会う「元気でよかった」と。
単純な言葉と単純なスッキリした線(絵)が力強く交錯する。
お互いの喜びがストレートに伝わってきた感じがする。
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