『てんごくのおとうちゃん』


長谷川義史 作)


出版社 講談社の創作絵本


絵本のツボと魅力)


 父親をなくした小学3年生の心を描いた絵本



 なにを わるいこと したんやろ・・・ いちどだけ おとうちゃんに あたまを どつかれたこと あったでしょ。 いたかったけどでも、もういっぱつくらい どつかれても よかったなぁと いまは おもっています。


 わたしの父親は、めったに怒りませんでしたが、一度だけ飛ばされるほど怒られたことがあります。いくら思い出そうとしても理由が思い出せません。


 ただ納得ができていない「そんな気持ち」がいまでも残っています。今、考えると、たぶん父親は、素直にあやまらず、いいわけをしたことをおこったんだろうと思います。


 子育てのとき、父親に聞いたことがあるのですが、「全く記憶が無い」といわれました。この絵本をよんで、このとき、まず謝りあうことで、精神を落ち着かせ、次に進めることを教わったんだと思いました。
この絵本のおすすめは しょうじよしみ


The following two tabs change content below.

ehon-c

最新記事 by ehon-c (全て見る)

シェアする