『ほっけりょう』(かがくのとも)


作者 大石 可久也 作)


出版社 福音館


絵本のツボと魅力)


 北の海でホッケを取る船の様子を描いたものだ。巻き網の構造が一目で分る絵、少し強調し、単純化した絵が伝えたいことをストレートに届けてくる。何よりすごいのは、その色と動きだ。嵐に追われ、せっかく捕ったホッケを捨てて港へと帰ってくる。緊迫感が伝わってくる。
この絵本のおすすめは たきもとみえこ


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