作者 きむら ゆういち 作)
出版社 福音館書店
絵本のツボと魅力)
この作者は「あらしのよるに」のシリーズを作っている。これもきつねとうさぎが食べる・食べられるの関係を超えた友情を結ぶ物語だ。しかも、ここでは、お互いがえさと敵の関係のまま協力し心が通っていく。そのため、説得力もありそれを支える絵もリズムがあり、間があっていい。危機を乗り越えた2人が友情に感謝している一瞬相手がえさに見えたり、それを察知するうさぎを追いかけるのをやめたりするのもあり得ることとして、血が通う感じがする。
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