作者 いもと ようこ 作)
出版社 岩崎書店
絵本のツボと魅力)
いもとようこの絵はとてもかわいい。いろいろな所でよく見る。ぱっちりとしたボタンのような目・・・あれはただかわいいだけだ・・・と思っていた。
が、偶然手にとることになったこの本を読んで驚いた。読んでいてうさぎの取り返しのつかない後悔が胸にせまった。
いくつになっても、いつになっても、ただ強く抱きしめられたいという思いがある。いくつになっても、いつになっても、あげられるものがある。最後の「しゅっぱつしま〜す」の声が元気を運んでくる。
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