作者 こしだ ミカ 作)
出版社 福音館書店
絵本のツボと魅力)
小さいころ、くもはどこの家にもいて、そのユーモアあふれる歩き方愛嬌あるかおを観察していた。植物の害虫や家の中のダニなどを食べてくれる益虫で、彼らの存在は自然のサイクルに必要なものと教えられて育った。人間の好き嫌いで滅ぼしていい生き物は存在しない。
この本に出てくるくもは、おそらく足高くもだろうと思う。先日学校の土間にこのくもが現れおおさわぎ。勇気ある若い先生が現れやっつけてくれた。おかげで子どもは安心してくつをはけるようになった。
我が家の長男は、この足高くもを飼って?いる。なにも悪いことしないし、気にもならないようだ。わたしは夜トイレに起き電気をつけ足高君を見つけると、その大きさに「ドキッ」とするが、大嫌いな「ゴキブリの赤ちゃんを食べてくれる。」と思うとゆるせる。
私は足高君のおかげでアレルギーも起こさず元気です。ありがとう。
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