作者 ゆきの ゆみこ 作)
出版社 チャイルド本社
絵本のツボと魅力)
絵本を選ぶとき、絵から受ける印象は大きい。
いくら内容が素敵でも、自分の感覚に合わない絵本は読みたくない。その点、花火師リーラや火の魔王・へんてこやまのうんどうかいなど、くすはら順子さんの絵は、表情がユーモアにあふれ大好きです。それぞれの動物の特徴や、性格まで絵の中に表れている。
エンカウンターでグループ分けするときにバースディリングではなく12支でリングを作ったことがある。それぞれの特徴を12支にあてはめると、「なるほどね。」と納得してしまう。世代を超えたグループ分けに、不思議な連帯感を持つことができた。
星占い・12支それぞれ、話の裏には、生活の中から生まれた神話人間として共通の流れを感じることができる。その背景を無意識の中で、お互いにしっかり感じ取っている。言葉を超えた世界を感じた。
このおすすめ絵本は、しょうじよしみ