『てぶくろ』

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作者  ウクライナ(ロシア)民話 エウゲーニ・M・ラチョフ 作) うちだ りさこ 絵)


出版社 福音館


絵本のツボと魅力)


 昔からのロングセラーの絵本。 片方落ちていたてぶくろに、つぎつぎと動物が入っていくという話だ。ねずみ、かえるから始まって、オオカミ、イノシシ、クマとだんだんエスカレート!していく。そのたび、「ほら、もうこれで〇ひきです。」とカウントしていく。それでも、「入りたい」というと、入れていくのがすごい。はしごや、えんとつなどもリアルで入ってるのを妙に納得してしまう。手部栗はいっぱいにふくらみあたたかそうだ。


 おじいさんが取りに来たとたん、みんな逃げ出し、もとの状態に戻った。それが逆にかえってふしぎな気がした。それにしても、あたたかそうな手ぶくろだ。
このおすすめ絵本は、たきもとみえこ


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