タイトル) ぐるんぱのようちえん
作者) 西内みなみ(作) 堀内誠一(絵)
出版社) 福音館書店
絵本のツボと特徴・魅力
)
これは私が幼いころに母に読んでもらった絵本です。この絵本の絵が大好きでし
た。
あらためてこの絵本を手にとって読んでみると、こんなにも印象が違うのかな?
と思う気持ちを強く持ちました。
この「印象がちがう」というのは、幼いころはなにしろこの絵が好きでよく眺め
ていたぶん、物語のストーリー性が薄覚えの記憶であること、ともすると記憶か
ら飛んでいる場面もありました。いま読み返してみると、人には社会での役割が
必要であることを強く感じ、そのためには支え支えられる人がたくさん関わって
いるとの思いに駆られます。つまり今の私には絵より文字に現れる言葉が前にき
て、絵本を理解しようとしているんだな、ということも考えられます。そしてあ
らためて思うのが、「それでもこの絵はとっても好きだったんだよね」という思
い。そこには理由はありません。ただ、今でも懐かしさを抱えても大好きだと感
じている自分がいるのです。ぐるりんぱのチャレンジの軌跡が私の軌跡を俯瞰さ
せてくれた作品でした。
この絵本のおすすめは、塚本浩美
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