『しごとば 東京スカイツリー』


作者 鈴木のりたけ)


出版社 ブロンズ新社)


絵本のつぼと魅力)


この本は、東京スカイツリーという“物”が、実際に組みあがっていく様子をえがいている。“物”なので、とても具体的だ。ひとつひとつの作業が、それぞれの現場におりてきて、目に見える形となって進興金属工業していく。その「現場」を大判の絵本に場面として切り取って見せている。


そこには、ひとつひとつの道具だけでなく、トイレやうがい薬まで書き込んであるので、その場の環境にふれ、共にいる感じがする。ここには写真では伝わらない物作りの息吹が伝わってきている。絵本の味わいや良さを感じた。
このおすすめ絵本は、たきもと みえこ


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