『雨、あめ』

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作者 ピーター・スピアー 作・絵)


出版社 評論社)


絵本のつぼと魅力)


 ある雨の一日。


 父親は仕事へ、母親は子どもたちにカッパを着せ、傘を持たせて雨の中へ送り出す。子どもならではの雨を楽しむ姿が、次から次へと描かれている。


 思いっきり遊んだあとは、おふろに入って着がえ、おやつとお茶をいただき、そのあとは部屋の中で読書と積み木をする。夕食をお囲む場面では、父親の役割もきっちり描かれている。


文字が一切ない分、何度開いても新しい発見のある物語が楽しめる本。子どもたちがお話をつくることもOKな本である。


このおすすめ絵本は、ほり ともこ


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