『にげだしたライオン』

作者:ゲーテ
文:まえかわやすお
絵:たなあみけいいち
出版社:偕成社

絵本のツボと特徴・魅力

取り乱して、我を忘れているとき、元に戻れるのは何か。
小さな子供が、やんちゃを言っているとき、
怒られて、ますます泣く。
そして、もっと怒られて、訳が分からなくなる。悪循環。
北風では心はおさまらない。
火事に驚いて逃げたライオンの心を静めたのは、少年のやさしい音楽。
やっぱり太陽だ。
そんな人になりたいと思えた絵本。
なにより、ライオン、殺されなくてよかった。
この絵本のおすすめは むらた あやみ

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