『もりのねこ』


作者:工藤 有為子(文) あべ 弘士(絵)
出版社:小峰書店

絵本のツボと特徴・魅力

森に住む猫のキルシェ。森の猟師の小屋で寝て、
森の中で狩りをして生き抜いている。
見通しのきかない森の中、夜の中、
たくさんの生き物の音や気配に包まれているのが、絵と文で伝わってくる。
小屋に猟師が戻ると、キルシェも小屋に走っていき、冬の夜をお互いに温め合う。
外が冷たく暗い中、そこだけがより明るく暖かい。
音をあらわす言葉・活字・色が、音として気配として心に響いてくる。
この絵本のおすすめは たきもと みえこ

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