『つきよのみみずく』

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作者:ヨーレン(詩) くどう なお子(訳) ショーエンヘール(絵)
出版社:偕成社

絵本のツボと特徴・魅力

父と娘が、月夜にみみずくに会いに行く・・・それだけの話だ。
しかし、それが心弾む。それが美しい。
娘の立場で語られている文は、詩だという。
静かにして、寒さをこらえて、勇気をもって、そしてみみずくに会う。
会える時も会えない時もあるからこそ、会えた時がうれしい。
くり返しの言葉が、新しい場面が、心を動かす。
色々な視点から、2人を追う絵も美しい。
深い森に私も入り込んでいたようだ。
この絵本のおすすめは たきもと みえこ

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