『ももたろう』

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タイトル) ももたろう
作者) 赤座 憲久(文)小沢 良吉(絵)
出版社) 小峰書房

絵本のツボと特徴・魅力


おとぎ話の代表のようなお話。絵本でみると作者によってずいぶん印象がちがう
。この絵本は、作者がおばあさんから聞いた尾張地方の話、ぜんたいに、おだや
かで、特にもも太郎がお金持ちになったわけではなく、村の人達が、「あんきに
しごとにせいをだすようになった」あたりと、「ひとつはやれん。はんぶんや」
が大きな特徴だ。特に「はんぶん」は母から、名古屋弁で聞いていた。人とわけ
あってくらす。尾張のくらしかたなのかもしれない。我家だけの話ではなかった
のがうれしかった。盃をくみかわすかわりの半分かなとも思う。くらしぶりが、
うきでていておもしろい。
この絵本のおすすめは、むらた あやみ
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