絵本タイトル: コッコさんのともだち
作者:片山 健(作・絵)
出版社:福音館
絵本のツボと特徴・魅力
コッコちゃんもあみちゃんも、保育園でひとりぼっち。
両方共ひとりぼっちなら、すぐ友だちになれるかというと、そうはいかない。必要に迫られて、お互い歩み寄り、共通なところを見つけ、やっと友達になる。このぎこちない出会いと喜びが、実に、言葉を少しずつ重ねることで伝わってくる。仲間を求める心が共通のものを引き寄せる・・・もうひとつ、この二人が喧嘩して、他のみんなとも遊ぶことで、みんなとも友達になる。二人ぼっちから、友達が広がるきっかけは、喧嘩。喧嘩も悪いことだけではない。喧嘩を起こすことで得られたものは、いっぱいありそうだ。
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