作者 佐野 洋子 作)
出版社 講談社
絵本のツボと魅力)
大切なものを、大切に守り保護する。なぜ、そこまで保護しなければならないのか?守ることに熱中している内に本来の役割をも、解らなくなってしまう。こっけいに思われることだが、案外そこらに転がっている。
子どもを大切に思うあまり、子どもの歩む道から、障害を取り除いてしまう親。大切な障害を乗り越える力を育てるチャンスを奪っていても愛情と思い、気付いていない。
「あめが降ったらポンポロリン あめが降ったらビチャンチャン」本来の使い道に戻してくれたのは―子どもの力。
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