『100まんびきのねこ』


作者 ワンダ・ガアグ 作・絵) 石井 桃子
訳)


出版社 福音館書店)


絵本のつぼと魅力)


 くりかえし文のリズムがよく、黒のみの絵にもかかわらず流れるような描き方が先に続く期待感をふくらませている。同時に余白を読ませる技もみごとだと思います。


 ねこが食べあうこわい話でもあるが、こわさを感じさせず、おじいさんとおあばあさんの人柄の凝縮されたお話として、だれかに、特に子どもたちに読んであげたい本の一つです。
このおすすめ絵本は、ほり ともこ


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